北信五岳のひとつで、標高1,917m。霊仙寺山、瑪瑙山などの支峰があり、南山麓には飯綱高原が広がります。
飯縄山は長野市の北西にある長野市では最高峰となる山で、昔から、飯綱修験霊場としても有名です。南山頂には飯縄神社(奥社)があり、烏天狗の姿をした神仏習合の神・飯縄権現が信仰されてきました。同地には、かつて「テングノムギメシ」(天狗の麦飯)と呼ばれる微生物の集合体が産出したと伝わり、これを飯のように食べられる砂という意味で「飯砂」と呼んだことが、飯縄の名の由来と言われています。また、妙高火山群に属する円錐形の火山であり、南山麓の飯綱高原は湿地や湖が多く、植物や野鳥の宝庫となっています。手軽に登れることから小学生の登山教室、親子ハイキングとして人気があります。山頂からの360度パノラマの眺望では、長野市方面や戸隠連峰、黒姫山など、ほかの北信五岳が間近に迫ります。(天気の良い日には遠く富士山や佐渡ヶ島を望むこともできます。)
登山道は北・西・南登山道の3通りありますが、南と西のルートが一般的です。中でも、南登山道には、登山口から合計13に石仏があり、これを山登りのポイントにすれば、楽に山頂に到着できるのです。
長野県の北部を北信地方と呼びますが、飯縄山は「北信五岳」の1つに挙げられています。
※北信五岳:斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山の5つの山

※登山道には売店やトイレはありません。

駐車場一の鳥居苑地の駐車場をご利用ください。
問い合わせ飯綱高原観光協会 (TEL. 026-239-3185 FAX. 026-239-2934)

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