飯綱高原観光協会 ブログ

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2025.5.25

優しい甘い香りに包まれて

雨が上がった大谷地湿原に出かけてきました。入口付近ではあちらこちらでタネツケバナが白い小さな花を咲かせています。

湿原に一歩踏み入れると、どこからかほんのりと甘い香りが漂っています。どうやら入り口付近で咲いているミツバウツギの香りのようです。

入口近くの小川脇でクリンソウの花を見かけました。

リュウキンカはだいぶ草丈を伸ばしています。

ニリンソウには種が付いているものも見かけました。

ニリンソウの近くでは薄紫色のカキドオシ

カンボクにはつぼみが付いていました。

ウワミズザクラはそろそろ終盤です。

大谷地湿原近くの林内ではラショウモンカズラが満開を迎えています。

名前の由来はこの花を渡辺綱が羅生門で切り落としたとされる鬼女の腕に見立てたもの、とされていますが・・・

大谷地湿原入り口付近でウバユリの根が掘り返されているのを見つけました。
動物によるものでしょうか?無残に掘り返されているのを見ると心が痛みます。

雨に濡れた木道は滑りますので、気をつけて散策をお楽しみください。