高原の花だより
レンゲツツジなどたくさんの花たちが咲きそろいました
一の鳥居苑地ではレンゲツツジが見ごろを迎えています。駐車場に車を止めた瞬間からびっくりするぐらいのレンゲツツジの花をみることができますよ。
苑地内のレンゲツツジですが、オレンジ色といっても、薄いオレンジから鮮やかなオレンジ、また、ピンク色に近いものまで様々です。
フォレスト・ミュージアム(森林植物館)のレンゲツツジも見ごろを迎えました。
青空に白いシラカバ、オレンジ色のレンゲツツジのコントラストが素敵です。
一の鳥居苑地内で咲くマイヅルソウは漢字で舞鶴草。葉の様子が翼を広げて舞う鶴に似ているとして、マイヅルソウと名付けられたそうです。
粒々した小さな花が咲く様子はとても可愛らしいです。
チゴユリの群落もあちらこちらで見かけます。星形の花が可愛らしいです。
スズランが群生している場所もありました。
ヨーロッパを中心にスズランは幸せをもたらす花といわれているそうです。
一の鳥居苑地にある旧長野県庁舎(長野県自治研修所)の周りにはヤマツツジなど色々な花色のツツジが咲いていました。
淡いピンク色のベニバナイチヤクソウやこれから花が咲きそうなジンヨウイチヤクソウもあちらこちらで見かけました。
注意して歩かないと見過ごしてしまいそうですが、ギンラン(ササバギンラン?)の白い可憐な花や、花火のように咲くシオデの花も見られました。
見上げるとカエデの仲間も花をたくさん付けていました。
カラマツの松ぼっくりもだいぶ大きくなっています。
旧ダニエル・ノルマン邸前では、二ホンタンポポの花を見つけました。たくさん増えてくれるといいですね。
大谷地湿原近くでは紫色のラショウモンカズラや白い小さなタニギキョウの花にも出会えました。
湿原内ではクリンソウやマムシグサの花も見かけます。
マムシグサの蓋のようのかぶさっていた部分が開いていて中がよく見えました。
水芭蕉のように周りが苞(仏炎苞)と呼ばれるもので中に立っているものが花のようです。
顔の様にも虫(ムカデ?)のようにも見えるシダ植物(シシガシラ?)何とも可愛らしい姿です。
笹の花がたくさん咲いていました。
60年から120年に1度咲き、咲いた後は枯れてしまうといわれていますが、毎年どこかで見かけています。
笹の花言葉は「ささやかな幸せ」だそうです。
のんびり歩くと思いがけない発見がありますね。ゆっくりお出かけしてみませんか?