高原の花だより
[2020.7.31]
夏らしい花が咲き始めています。
7月に入り雨の日が続いていますが、ようやく太陽が顔を出し青空が見える時間も増えてきました。
雨ばかりで散策もなかなか出来ないでいましたが、久しぶりに大座法師池周りや大谷地湿原をまわると夏を感じさせる花が次々と咲き始めていました。
大谷地湿原周辺ではウバユリやヤブカンゾウ、チダケサシ、キンミズヒキ、トリアシショウマ、ヌスビタハギなどが見られました。
足元ではマルバフユイチゴが小さな赤い実をつけていました。
大座法師池周辺ではノブキ、ネジバナ、ミソハギが花を咲かせていました。
池の周りではほかにも、秋の七草でもあるオミナエシの黄色い花やカワラナデシコ、キキョウが花を咲かせていました。
ヨツバヒヨドリにはたくさんの蝶が蜜を吸いに集まっていました。
今年は雨の日が続いたせいか、なかなかセミの鳴き声を聞くことが出来なかったのですが、最近になってようやく陽が射すとセミの鳴き声も聞くことが出来るようになりました。オトナリハウスでもセミの羽化の瞬間や抜け殻を見かけることも。他にもトンボや蝶の姿を見かけました。
夏休みも始まります。熱中症と三密に気を付けて散策を楽しんで下さいね。