信州の郷土料理 『やしょうま』作りと雪型
芋井公民館主催のやしょうま作りの体験講座に参加してきました。
2月15日、あるいは月遅れの3月15日、お釈迦様の亡くなられた日(涅槃会)にお供えするのが『やしょうま』です。
いつもはいただいたり、お店で買って食べていましたが、芋井で講座があると知り、講師の先生、参加者の皆様に教わりながら初めて手作りに挑戦してみました。
材料は米粉、砂糖、塩。とてもシンプルです。
米粉に砂糖、塩をまぜ、そこに少しづつ熱湯を加え、耳たぶくらいの柔らかさにこねます。
それをひとにぎりづつちぎり、蒸し器で蒸します。指の跡がありますが、表面積が増えることで火も通りやすくなるという事です。
20分ほど蒸しあげたら、1度水に取ってからいよいよ成形です。
生地を分量に分けたら色をつけ、よくこねてから、棒状にした物を組み上げていきます。
こねるほどなめらかで美味しくなるというので、一生懸命こねました。かなり力がいるので実は次の日、筋肉痛に(+o+)
組みあがったらちょうどいい頃合いまで伸ばしてからタコ糸をくるっと回して切ります。(生地が柔らかいので、包丁よりも綺麗に切ることが出来ます。)
ドキドキしながら切って出来上がった物を見て感動! \(^o^)/
出来上がった物はさっそく参加者の方々とお茶をしながら美味しくいただきました。
出来上がったばかりのやしょうまはもちもちとしてそのまま食べても美味しいのですが、
時間が経って固くなってしまった物も、フライパンに油を薄くしき軽く焼いて、砂糖醤油で食べるとまた違った味わいで美味しいです。
こった形のやしょううまは一人では作れそうにありませんが、簡単なものなら何とか作れそうです。
講師の先生、公民館の皆様、楽しく、貴重な体験が出来ました。本当にありがとうございました。
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今年は積雪量が少なく飯縄山の種まき爺さんと呼ばれる雪形も早々と姿を現しました。
やしょうまが店頭に並ぶと春の訪れを感じるように、飯綱高原にも少しずつ春が近づいてきています。